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kaetzchen様:カントを中途半端に紹介する

このエントリーでkaetzchen様は少女マンガの紹介のついでにカントの著作についての紹介をしています。いつもどおり、引用と突っ込みをいたします。赤は私の突っ込みです。


 最後の 「夏草にのせて…」 は「りぼんオリジナル」81年秋の号に掲載された作品で,高3の夏休み頃に描かれたものだと思われます。さすがに受験勉強しながらでは,気分転換で年に1作が限界ですね(笑)

 たまたま公園を散歩していると,相馬 悟 は 楠原絵里子 と同時に 「夏草っていいな」 という台詞を言ってしまいました。絵里子は驚いて,持ってた本を落として……。ところが,本の題名を見て悟は驚きました。カントの『実践理性批判』だの,哲学書……。しかも,絵里子は驚いてる悟に向かって,一方的に1時間も「カントの純粋実践理性の根本原則」についての彼女の見解を話し始めたのです。この時は悟は絵里子の名前も年上であることも知らなかったのでした。

# 読んだことがない人は,岩波文庫に入ってますので,ぜひご一読を。『実践理性批判』『純粋理性批判』『道徳形而上学原論』『判断力批判』『プロレゴメナ』『啓蒙とは何か』どれも面白くて分かりやすい名著です (ドイツ語のレクラム文庫の方が安いけど)。(^o^)アリストテレスやプラトンも面白いよ(ギリシア語の授業で読んだけど) ついでに言うと,カントはインテリや貴族の出身でなく,馬具職人の息子で,それゆえ大学教授で生計を立てた初めての哲学者でもあります。わざわざカントの話を振っておいて、カントの著作を発表順とばらばらに紹介するあたりが学士様の韜晦という感がいたします。普通は三批判書と別の著書を分けて書く、とか、せめて発表順に書くとかすると思うんですけれども、まあ、学士様には必要がないということなんですかね。で、なんでその後にアリストテレスやプラトンも面白いよ、という謎のコメントが入るのかがわかりません。ルソーやライプニッツやポープあたりにしておけば、まだ関連性に思い当たる節もあるのですが。私としては、学士様のような頭のよい人間を除きますと、一般人がカントを読む必要なんてさらさらないと思います。よほど暇なら読めばいいんじゃないですか、と。理由はいくつかありますが、①まず、ドイツ語で読まれた学士様ならお気づきのことと思われますが、岩波文庫の『純粋理性批判』の訳はひどいと思います。②わざわざ『純粋理性批判』を読まなくても認識論の本でもっと洗練された本はいくらでもございます。『実践理性批判』と『判断力批判』も特殊な興味を持っている人たちならともかく、一般の人が読んで得られるところはあまり多くないんじゃないかと思われます。労多くして得られるところは少ないという事態を避けるには、『道徳形而上学原論』『プロレゴメナ』『啓蒙とは何か』でいいんじゃないかと思われます。ハイ。また、「ついでに言うと,カントはインテリや貴族の出身でなく,馬具職人の息子で,それゆえ大学教授で生計を立てた初めての哲学者でもあります」という記述もほんとうかどうか大変疑わしいです。ちょっと調べてみようかと思いますが。

 二学期の初日,部員がついに2人に減ってしまった「クラシック音楽 愛好クラブ」の部室で,部長の悟と部員の 甲斐 はぶつぶつとピアノ曲を作っていました。たまたま,前日の哲学少女の話を甲斐にすると,それは2年の絵里子のことだ,倫社(倫理社会という哲学史みたいな科目)のレポートを100枚 (その程度かよ……) 虚構の人物と張り合わないでください。哲学のレポートで、100枚書く女の子がかなり変なのは確かです。も書いてきたという超変人だと聞かされたのです。悟は意外と女の子にもてて,放課後は女の子たちが部室に来て,悟のピアノを聴いてたりするのですけど,あいにく悟は絵里子に一目ぼれしてしまったんですね(笑)

 ピアノを弾こうとした悟は,絵里子が部室の外を通りがかるのを見掛け,慌てて窓から飛び出して,絵里子のもとへ走っていくのですけど,横には2年の生徒会役員・佐川清基 というおじゃまムシが……。悟は「よかったらいっしょに帰りませんか」の一言が言えず,部室に残された女の子たちは,どうして年上の絵里子を悟が追いかけて行ったのか分からないと言ってぶーたれてしまいます。

 悟の誕生日は9月15日。ところが絵里子の誕生日は3月12日。二学期が始まればすぐに悟は絵里子と同い年へ追いつく……。これだけが悟の唯一の期待だったのです。しかし……悟は関西人らしく納豆が嫌い(水沢めぐみも関西人なのです),ところが絵里子は納豆が好き(笑) とにかくことごとく,好ききらいが逆だったのです。悟は背伸びして本屋で哲学書を買ってみたものの,完全に挫折……。

 そんな日の4時間目,悟のクラスは男子が体育・女子が家庭科で,絵里子のクラスは自習でした。絵里子は退屈しのぎに体育館の横の木に登って,そこで本を読んでたのですが,いつの間にか眠っていたのです。悟は寝ぼけて木から落ちてくる絵里子を抱き留めたものの……,再び現われるおじゃまムシ・佐川! 悟は勇気を出して,公園で聞かされたカント哲学の話の続きを聴かせてくれとデートを申し込むと,絵里子は笑ってOK!

 デートの日,早速絵里子はドイツ観念論の話を悟に夢中にし始めます。悟はうれしそうに話す絵里子の顔を見ているだけで幸せなのでした。ところが,小雨が降ってきたのに,絵里子はずっと話し続けています。悟は着てきたジャケットを絵里子の頭に被せて,彼女と本が濡れないようにして,絵里子の話を3時間も聞き続けていたのでした。おかげで翌日は二人とも風邪ひき……。絵里子は絵里子で倫社の先生を捕まえて,放課後2時間も議論……。(あたしも3時間位はやってたし,倫理の先生とは授業中に取っ組み合いのケンカもしたぞ) 虚構の人物と張り合わないでください。

 悟は9月15日,絵里子と同い年になった日に,告白の歌を作ろうと作曲を始めます。そして運命の15日(って,昔は老人の日じゃなかったかい),悟は放課後,絵里子に部室へ来てくれないかと誘います。ところがまたおじゃまムシの佐川がやって来て絵里子に好きだとわざと告白し,最後には悟も頭に来て鍵盤を叩いて部室を飛び出してしまうのでした。

 ところが,絵里子は反対に佐川に質問したのです;「夏草は好きですか」。答えはNO。絵里子は草原で寝転がっている悟を捜して,自分が一番大切にしているのは「夏草が好きなこと」だと告白するのでした。結局は,絵里子の方から悟に告白して,ハッピーエンド,となった訳です。

# しかし,このマンガ,材料にしてる「哲学」がいかにも高3らしいって感じですね。これで彼女が社会科に「倫理社会」を選択したことがばればれという(笑) < 当時の早稲田って社会は1科目で良かったのか。うらやましい…… どこかの誰かさんの哲学的素養が岩波文庫レベルだということがばればれという(笑)香ばしい事実にも気づかされますが

 このエントリーがあったからというわけではないのですが、私、個人的なことを書いておくと、大学生のときにある論文の訳読をしておりまして、そこで、カントの部分を担当いたしました。冷静に読んでいくと、カントの『純粋理性批判』が何の本なのかということは案外難しい問題で、多くの人にとっては考える必要のない問題だと思われます。カント研究者は反対するかもしれませんが、別に、カントを考えることが重要だとも私は思いません。哲学者は哲学で、しかも自分の担当するむちゃくちゃ狭い分野で生計を立てているので、自分の担当している部分が現代的なテーマにかかわるということを言いたがるかもしれませんが、放置しておけばよいかと思います。また、単に『純粋理性批判』を読んだというだけの知的虚栄心の強い人も何か言ってくるかもしれませんが、これも無視しておいてよいかと思います。カントの著作を読んだからといって、言えることはほとんどなにもありはしません。
 では、私はカントに対してまったく興味がないかというとそうではありません。たぶん、同じことをした人は日本国内で10,000人もいないと思われますが、前批判期の著作のほぼすべてに目を通した経験もありますし、三批判書はすべて目を通しております。さらに、私は『純粋理性批判』をもう一度読んでみようと思っておりますが、それは、歴史的文脈のなかで、どういう文献のもとで、どういう対立関係のなかで、この本が書かれたかということを確認するためです。そうすると、この本の歴史的限界が見えますから。これは、単純に個人的な関心事です。
 世の中の人にはもっとほかに読むべき本もあるでしょう。また、ほかに有意義な時間の使い方もあると思われます。教養云々を抜かす悪い「権威主義者」の言い分に耳など貸さずに、つまらない知的虚栄心など捨てて、哲学書などとおさらばすればよいのではないかと思われます。

 これは決して学士様のことを批判しているわけではございません。どうみても一般論です。ありがとうございました。
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  1. 2006/08/14(月) 01:23:31|
  2. Kaetzchen様を観察する|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:1
<<komichi氏:格差問題 | ホーム | komichiとかいう人はやっぱり真性の馬鹿なんですね>>

コメント

学士様が偉大な人間であることは周知の事実ですから架空の人物と張り合うことはありませんのに…そのような器の小さい人間のするようなことをされることが信じられません。ちなみに、授業中に先生と取っ組み合いをすることはエレガントではありませんね。知的な学士様のイメージが保てなくなります。というか、万引きをして仲間内で英雄気分に浸っている中学生のような幼さすらも感じます。

レポート100枚でその程度かよという発言については学士様のレポート量が膨大な量に上ることを示していますね。
すばらしいことです。
しかし…高校生で哲学のレポートを100枚書くことが世間一般では極めて稀有なことであるのは確かでは無いでしょうか?
全てを学士様の高い水準で判断することは説得力を失う結果になると思われます。
  1. 2006/08/14(月) 17:59:51 |
  2. URL |
  3. hagunnsei #mmIiYL3o
  4. [ 編集]

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